ベンツと趣味のはじまり

ベンツ

ベンツと趣味のはじまり

車好きの私がベンツに出会ったのはもう何年も前になりますが、その時の感動と衝撃は今でもよく覚えています。「ベンツといえば怖い」というイメージを持っていた私も、車の歴史に深く関わっていくにつれ、やはり車の発明を担った創業者がつくったダイムラーという会社のこの魅力的な車に一度は乗ってみたいという衝動に駆られることになりました。その衝動のまま代理店に足を運び、案内されて初めてベンツのシートに腰を下ろしました。その時乗ったのはA 180 Styleです。もちろん、購入予定もなく予算の目処すら立っていませんでしたが、洗練された革張りのシートの感触は私の所有欲を刺激しました。店員さんの勧めに乗って、少し走らせてみるとエンジンの振動から肌で感じることができたのは、単に高級車という外面のイメージだけではなく、ドイツの技術力に裏打ちされた確かな機能美でした。結局降りる頃には世間のイメージなど全て忘れて、この車を自分のものにしたいという欲求が大きくなり、数年後には購入していました。